埼玉西武ライオンズと私
2024年09月21日17時49分
私にはさまざまな推しがあるが、おそらく人生で最も長い推し活はプロ野球の「埼玉西武ライオンズ」になるだろう。古参アピールみたいになってしまうが、2003年〜ファンをしているのでファン歴は20年以上になる。
しかし20年ほどファンをしていて、球場に試合をみに行ったのは片手で数えられるほどなので「ファンとは?」なんなのだろうと考えている。
私は試合をTVや配信でみることもほとんどなく、スポーツナビというアプリで試合結果だけを確認する(ちなみにこのルーティンはオードリーの春日とほぼ同じで、なんか嬉しかった)。
スポーツナビで結果を確認しライオンズが勝利した日には試合のハイライト動画をチェックし、良いシーンだけを摂取している。そのたびに映画を倍速再生したり、YouTubeで本の要約だけを読む人の気持ちに共感している(なので全く批判する気になれない)。
ただライトなファンというわけではなく、本当に好きだということは強調しておきたい。
スポーツナビで選手の詳細なデータは確認しており、今シーズンは栗山巧選手の出塁率やOPSといった指標を確認したり、佐藤龍生選手の後半戦のOPSが一流選手なみの指標になっていることを確認している。もちろん2軍の試合結果も確認している。
試合を見に行くわけでもないのに、私は何をしているのだろうと思ったこともあるが考えるのをやめた。
今シーズン西武ライオンズは最下位を独走しており、球団史上最弱というレベルで負け続けている。しかし正直まったくダメージがない。負けてもハイライトを見る回数が減るくらいで私のルーティンになんら影響はもたらさない。推し球団の勝ち負けに依存せず応援し続けられるというのはとてもコスパが良いと感じている。
私と埼玉西武ライオンズはとても薄く歪な関係だが、私はスポーツナビで西武ライオンズの試合結果を確認することをやめることはないだろう。