「プロダクトマネジメントのすべて」を読んだ
2026/05/19 21:32
「プロダクトマネジメントのすべて」を読んだ。PM界隈では有名な本で、PMやりはじめの方はこの本から読み始めているイメージが勝手にあります。
私はPMではないのですが、昨今プロダクトエンジニアにもPM的な立ち回りが求められているというような言及が増えている気がするので入門として読んでみました。
例えばAuthropic社では機能提案から開発まで一貫してエンジニアが進めているという話や、極端なものだとPM不要論なんかを唱えている方もいました。そんな中でエンジニア目線でどんな感じなのかも含めて読んでみた次第です。
プロダクトマネージャーはミニCEOである
私が本書で最も学びというか改めて気づきだったのはこのフレーズです。本書ではPMの定義を「プロダクトマネージャーはCEOのようにプロダクトの成功を自分ごととして成し遂げる情熱や強い興味、好奇心をもつ役職である」としています。
エンジニアもPM志向をもつというすべてはここに集約されると私も思います。そもそもプロダクトの成功を自分ごととして捉えてそのための最適な提案、要件定義、実装を行うのがスタートと捉えました。
チームメンバー全員がプロダクトを自分の子どものように愛し、自分の担当領域だけでなく、プロダクト全体のことを考えることを「プロダクト志向」とよぶ。たとえばエンジニアならばソフトウェアとしての設計や実装だけではなく、自分の書いたプログラムがどのようにユーザーに使われ、事業に価値を与えるかを考える姿勢のことを指す。
プロダクトエンジニアとしては自分の担当する機能にフォーカスするが、その機能がどのような価値があるのか?その価値を落とさない或いはあげるための立ち回りが求められるように思う。
自分の追加したコードがどのように負債となり全体の中でどのように最適化されていくのかを考えながらタスクを進めていくのも必要そうです。
自分自身をマネジメントし、時にはタスクの前後でのリファクタリングを挟んだり、機能を実装しないという判断など全体最適を考えた立ち回りも必要となるかもと思いました。
プロダクトを使い倒し、機能提案をしてみる
チームや立場によってはそのようなPM的な立ち回りを上手くできなかったり、開発体制によっては仕様がある程度固まった状態でのタスクが多かったりする場合もあると思います。
そんな時はまずはそのプロダクトを使い倒して課題を洗い出したり、機能追加や整理をする提案をしてみることをおすすめします。
必死にプロダクトのことを考えた上での提案は、プロダクトのためになるでしょうし、何よりプロダクトを俯瞰してみることにつながる気がします。
他の章にもPMとしてのチームビルディングの方法など参考になるものがあったのでエンジニアだけどPM視点も持っていきたいみたいな方にはお勧めできる本かなと思いました。