AIと壁打ちして自己評価を書いてみたら、キャリアの見え方が少し変わった
2026年03月12日23時55分
今日は会社の四半期ごとに行われている自己評価の目標設定をしました。これまでは自分で考えた目標を書いていたのですが、今回はAIを活用して書いてみました。
私はもともとキャリアをそんなに考えるタイプではなく、目の前の仕事をただこなすスタイルで特にどうありたいかというのをあまり考えずにキャリアを進めてきました。AIと壁打ちをすることで自分の場合はキャリアについて考える良いきっかけになったので紹介します。
進め方
まずは会社の評価シート・指標をChatGPTに投げて自分は何ができるのかを大まかに提案してもらうことからスタートしました。
ここで重要なのは、あくまで自分のキャリアなので自分の中での経験・強みの軸を持つということです。逆に今の自分に足りないもの、得ると良さそうな体験などをマイナスから0に持っていく作業をAIと対話をして補完をしてもらうというイメージです。
- 自分の観点ではなかった体験や作業
- 勝手に固定してしまっている自分の権限・職務の範囲
のような提案をAIから受けることができるので、そこを吟味して自分のものとして消化するような形で進めていきました。
自己評価シートには項目数が定められていると思いますが、それよりも多くの数の提案をAIにしてもらい、自分の譲れない強みをコンテキストで渡すような形で進めるのが良いと思います。
あくまでAIは自分の発想を広げる装置として対話することで納得するキャリアを築けると自分は考えています。
自分を過小評価してしまう
人は自分のスキルを過小評価しがちです。自分もこれまではなかなか自分のスキルを過小評価したり、上位レイヤーの技術者とばかり比較してしまっていました。
例えば私の会社だと
- マネージメント領域
- スペシャリスト(技術的な)領域
があったりするのですが、自分のスキルやプログラミングへののめり込み方的に自分はスペシャリスト領域を目指してはいけない人間だと思っていたりしたのですが、意外と
- ISMS責任者の経験
- プロダクトの0→1体験
- 勉強会を主催して、社内のプレゼンスを高める
みたいな自分の職務は尖ったものはないという認識だったのですが、色の職務の広さはスタッフエンジニア的なアプローチにもつながったりと、意外とスペシャリストは尖っていなくてはならないみたいな固定観念を払拭できたりもしました。
これまではスペシャリストではないので、マネジメントか.....という消極的なキャリア選択を思考してしまうことも多かったのですが、AIが自分のキャリアを方向性の幅を広げてくれたような気がしています。
人との対話はなくなる?
私の会社でも、どの会社でも1on1などでキャリアの相談をしたりすることもあると思いますが、今回のようなAIとの対話があればその壁打ちは不要になっていったりするのでしょうか?
答えは(当たり前かもですが)「No」だと私は考えています。「自分の中での経験・強みの軸を持つ」というAIと対話する以前の自分の軸みたいなものを持つ作業はAIと対話する前に持っていたほうが良いと思います。そういった意味では、自分はそのような対話をする環境があること。最初はAIとの対話なしでの自己評価をするフェーズがあったことは幸運であったようにも思います。
そういった中でこれから1on1やメンバーとキャリアの話をする環境にない人が人と話す前にAIと対話してキャリアを委ねてしまうことにも多少の怖さを感じました。